F20を買って一番最初にやったこと

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みなさんこんにちは。エムズプロダクトです。
F20が納車され、1ヶ月位はそのままの状態で乗っていました。いや、正確にはR56MINIに乗っていたときに使っていた電装品の移設はしました。ドライブレコーダーとレーダー探知機くらいですでが。
レーダー探知機はまさにシガーソケットから電源を取り、両面テープで固定するだけなので所謂ポン付けですね。ドライブレコーダーはリアカメラが別途あったのでリバースのONを検知するために、バックランプから電源を拾ったので少々厄介でした。それらは、前車からの普通の引き継ぎってだけで、新たに何かをした感はありません。

前に乗っていたR56MINIで一番苦労したのがヘッドライトのバルブです。普通のミニクーパーだったのでヘッドライトのバルブはハロゲン仕様でした。これが、とても暗かったのでHIDバルブに交換しようとしたのです。
ところがこれに問題ありで、欧州車はヘッドライトやブレーキなどの各バルブが切れたときに球切れのセンサーが働くので、警告音が鳴り、警告ランプがメーター内に点灯します。センサーが電圧感知識なのでHIDやLEDに装換すると使用電力が少ないため、球切れを起こしたと勘違いしてしまうのです。
球切れセンサーをキャンセルすると謳っている商品を数個、HIDやLEDで試してみましたが、いずれもセンサーが働き鬱陶しい警告が出るので、泣く泣くハロゲンのハイワットバルブにしました。
その、バルブのセンサーを回避する方法を色々調べていた時に見つけたのが「コーディング」というものです。

コーディングはご存じの方が多いと思いますが、初めて耳にする方へかんたんに説明します。
コーディングとは車の制御をしているコンピューターの設定を書き換えてることです。
もともと、BMWや他の欧州車のコンピュータにはいろいろな機能が設定されています。設定されていはるけども全てを開放してはいません。それぞれの国のルールや法律に合わせて、もともとある設定をオフにしている状態で車両が出荷されます。
その設定の決め方の基準とか詳細はわかりませんが、私のもとに来たF20もその他のBMWも今はエンジンをかけると自動的にアイドリングストップがONになりますよね?私はアイドリングストップ機能が好きではないのでいちいちスイッチでオフにしていました。これがまた面倒くさい!
また、2016年10月以降に出荷されたモデルはデイライトのオンオフをiDriveの車両設定から選択できるようになりました。ええ、私のF20は常時エンジェルリングを点灯させるために、いちいちライトスイッチをポジションにしなくてはなりません。せっかくBMWのシンボルとも言えるエンジェルリングなので常時点灯させたいが、やはりいちいちスイッチを触らなくてはならないのが煩わしい。

そういったちょっと細かいけど気になることを解消してくれるのがコーディングの設定を変えることで解消できるのです。ただし、ディーラーにコーディングを頼むと1項目に付き¥7,000(税別)かかるようです。
※ディーラーによってもしかすると価格が違うかもしれません。
また、ディーラー以外の輸入車を扱うショップでもコーディングをしてくれるところがあるかもしれませんが、やはり1項目あたり¥5,000~と3項目くらいやると¥15,000オーバーとなかなかの出費。
私のような貧乏BMW乗りにはちょっと切ない話です。

そこで、もっと良い方法があります。実はR56MINIに乗っている時から存在は知っていましたが、MINIでもBMWでも自分でコーディングできるデバイスがあるのです。ただし、MINIだとR56の後期型以降でないと対応していないので、私がそのデバイスを購入したのはF20購入後です。

‎VgateさんのBMW MINI コーディング用アダプタ iCarPro for BimmerCodeです。
もうワングレード上のデバイスに UniCarScan というデバイスがあり、MINIの2007年以前の車両にも対応しています。ただし、 iCarPro が¥4,980なのに対し、UniCarScanは¥9,800とちょっと割高です。時々セールで安くなったりしていることもあります。使いたい車両に対応したものを選びましょう。また、こちらのデバイスだけ購入してもコーディングが出来ません。 BimmerCode のアプリがAndroid、iPhone用がそれぞれありますので、そちらのアプリのインストールも必要になります。ダウンロード自体は無料ですがコーディングを施工するためにはフルバージョンへアップグレードが必要です。価格は大体¥3,200~¥3,880になります。(価格は為替相場により変動します。)

BMWのコーディングを可能にするデバイスに関しては色々な物がいろいろなサイトで販売されていますが、サポートや日本語対応、日本語の説明書などの観点からアマゾンのVgateさんのものを買うことを強くおすすめします。
私は iCarPro 本体とBimmerCode for BMW and MINIのアプリで8千円台で済みました。
施したコーディングは、①デイライト有効化 ②ドアロック時にドアミラーの自動格納 ③リバース時の助手席側ミラーの角度調整 ④アイドリングストップの常時OFF などです。これらで、元は取れた感じでしょうか。また、まだやってはいませんがいずれはフォグライトをLEDのバルブに交換予定なので、その時の球切れセンサー回避のときにも役に立つと思われます。
注意点として、ディーラーに車検に出す際には余計なコーディングをもとに戻さないとコーディングのリセットをディーラーが2万円かけてやってしまいます。このアプリは自動バックアップ機能があります。簡単に初期値へ戻すことが可能ですのでそのへんの心配も無用ですね。
以上、私が最初にF20でやったことでした。参考になれば幸いです。

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